22日に公開されたAI歌声合成ソフト「NEUTRINO」。AIきりたんについては作曲家さんにも目をつけてもらっていいカンジに露出を増やしているのですが、出力音声のライセンスが微妙だった。商用利用や有償頒布アリなの? という話。
明治大の森勢先生が関係各所(東北家権利元のSSSさんとか)に手を回してくださった結果、NEUTRINOで作ったAIきりたんの音声作品(CD等)は条件付きで有償頒布「アリ」となりました。やったね!
条件や許諾の取り方を見てみましょう。
有償頒布の許諾条件
基本は東北ずん子のガイドラインに沿うことが前提。
東北ずん子 キャラクター利用のガイドライン
無償で利用できる場合
この辺は無償でできます。ガイドラインによれば事前の許諾は必要なさそう。原価回収以上の収益を出しに行く場合はたぶんこの限りではない。そもそもクリエイターに許諾が下りているのは基本非商用利用です。
仕事とかで仮歌に使うのはOK。それを作品として公開するのはNG。
有償で利用できる範囲
この場合は、1曲1000円の利用料とキャラクターライセンス料が必要とのこと。
お問い合わせ先
申請窓口はAHSさん。同人の動きを拾ってくれる東北家周辺の方々すげぇ。
AIきりたん(東北きりたん) 歌唱音源商用利用ライセンス 申請ページ
Spotifyでの配信やCD販売など、楽曲の販売には別途キャラクター利用ライセンスが必要とのこと。
音楽配信については準備中だが、CD販売用のライセンスに関しては「とらのあなネットショップ」で販売しているらしい。詳しくは以下を参照。
キャラクターライセンス窓口 東北ずん子
東北ずん子のキャラクターライセンス窓口ページです。東北ずん子版権の商用利用について解説をしています。
同人即売会での有償頒布はOK!