22日に公開されたAI歌声合成ソフト「NEUTRINO」。AIきりたんについては作曲家さんにも目をつけてもらっていいカンジに露出を増やしているのですが、出力音声のライセンスが微妙だった。商用利用や有償頒布アリなの? という話。
明治大の森勢先生が関係各所(東北家権利元のSSSさんとか)に手を回してくださった結果、NEUTRINOで作ったAIきりたんの音声作品(CD等)は条件付きで有償頒布「アリ」となりました。やったね!
条件や許諾の取り方を見てみましょう。
有償頒布の許諾条件
基本は東北ずん子のガイドラインに沿うことが前提。
東北ずん子プロジェクト キャラクター利用のガイドライン
無償で利用できる場合
この辺は無償でできます。ガイドラインによれば事前の許諾は必要なさそう。原価回収以上の収益を出しに行く場合はたぶんこの限りではない。そもそもクリエイターに許諾が下りているのは基本非商用利用です。
仕事とかで仮歌に使うのはOK。それを作品として公開するのはNG。
有償で利用できる範囲
この場合は、1曲1000円の利用料とキャラクターライセンス料が必要とのこと。
2021年3月 情報更新 ライセンス不要になりました。
NEUTRINOの東北系ライブラリを利用する場合、以前は商用利用する楽曲を1曲1000円(税抜)で登録していく形式でしたが、手続きの簡略化のために楽曲利用ライセンスが不要になりました。
可能であれば有償ソフトも利用するなど、何かしらの形の東北ずん子プロジェクトを応援していただければ幸いです。 https://t.co/9QiLmaF9v9
— SHACHI_NEUTRINO (@SHACHI_NEUTRINO) March 3, 2021