歌声のピッチやタイミングを加工するボーカルプロセッシングツールの業界標準といえばメロダインとAuto-Tuneらしい(業界人じゃないので知らんけど)。
でもこういうツールってお高くて、Auto-Tone Proは6万円くらいする。歌声合成ソフトを趣味として遊んでいる人的にはさすがにお高い。
で、今更ながらAuto-Tuneにサブスクプランがあるのに気付いた。月額2500円くらい。安いじゃん。
Auto Tuneのサブスク
Auto-Tune Unlimitedという。2500円で1カ月しか使えないなら全然Unlimitじゃないジャンとか思うけども。
使えるのは
Auto-Tune Pro
ピッチカーブが手描きできるソフトって、WAVES TUNEとかVocalShifterとかいろいろある。
WAVES TUNE | VocalShifter | Auto-Tune Pro | |
値段 | うまくやれば1万 | 高くて2000 | 2500/月 |
タイミング編集 | × | 〇 | 〇 |
液タブ | × | 〇 | 〇 |
※WAVES TUNEにもいいところある。ビブラートが超絶作りやすいとか。
Auto-Tune Proは、液タブでピッチカーブが普通に描ける(音質もたぶんそこそこいい)。
ピッチカーブがかけると、以下の歌声合成ソフトで高度なピッチ調声ができるようになる。
メロダインは調声ツールじゃなく補正ツールなので、やりたいのが調声ならVocalShifterやAutoTune、補正ならWAVES TUNEやメロダインがいいんじゃないだろうか?
タイミング補正も普通に音はいい。VocalShifterと比べると圧倒的にスピーディー。
Auto-Tuneのタイミング編集。 pic.twitter.com/v38unw8WrS
— くろ州(読み:くろす)=洲じゃないよ (@kM4osM_96s) August 15, 2020
キーボードの操作がなく、ドラッグアンドドロップだけで十分動かせるのでとても速い。
AVOX ASPIRE
AVOX ASPIREは声のノイズ成分を増減させるエフェクター。増やせば若干グロウルっぽくなる。
ピッチやタイミングをいじりすぎて音が変質した場合は、これでノイズを減らすと若干マシになったりする。
AVOX DUO
AVOX DUOはボーカルの音像を左右2つに割るエフェクター。シンプルに音が自然。
AVOX PUNCH
音素のアタックを強調するエフェクター。SinsyやCeVIOは子音が弱かったりするので、これで若干押してやるといいかも。
AVOX THROAT
口腔の変化をシミュレートするエフェクター。扱いはめちゃムズイ。口腔の長さ≒ジェンダーや幅が細かくコントロールできる。
一音だけ男もルナーとか、声が明るすぎるなーとかいう場合にどうにかできるかもしれない。
AVVOX WARM
チューブサチュレーター。