AI歌声合成ソフト「CeVIO AI」は当初、2020年第4四半期発売ということでしたが、21年初頭にずれ込むらしいです。21年初頭はSynthV AIが来る予定もあるし、混雑しますね。
でも、同時にCeVIO AIのいろんな詳細も発表されたのでチェックしていきましょう。
CeVIO AIの詳細
CeVIO→CeVIO AIへの無償アップグレードはナシ
現行のCeVIO Creative Studioはこれまで何回も無償で大型アプデしてきました。CeVIO AIはさすがに別ソフトなので無償アップグレードはナシ。
どちらかというと、今までの無償アプデが「もっと金取ってもいいのよ?」案件だった。
優待割引はナシ
優待販売は「考えたけど、仕組みの開発(何の?)に時間が掛かるのでナシ」とのこと。
CeVIO CSは続投
CeVIO AIが発売になってもCeVIO CSの販売は終わらない。当たり前すぎてこれまでそういえば言ってなかったっけ? って思った。
ソングエディタとトークエディタは別々に販売
今まで、パケ版CeVIO CSとかDLでのセット売りとかで歌声合成ソフトと話声合成ソフトを一括販売してたりもしたが、CeVIO AIでは別々での販売になる。
一緒に買うと割り引かれるのかどうかとかは不明。
CS用音源はAIでは使えない
それはまぁそう。将来的には対応を検討するらしいので、場合によっては「CeVIO AIのソングエディタだけ買えば(AIっぽい歌声にはならないけど)CS音源も歌わせられる」ようになるかも(あくまで「かも」)。
CSとAIは同時起動できる
別ソフトなので。同時起動が必要になる利用方法は知らない。
CCSファイルはAIでも開ける
CSで作ったCCS(楽譜)ファイルはAIでも開ける。編集も引き継がれるだろうが、音源が違えば当然いろいろ破綻するはず。
藤本健さん情報によると「お互いに読み込める」らしいのでAIで作ったCCSをCSに読ませるのもできる。

動作環境
・日本語Win10(64bit)か日本語Win8.1(64bit)
・CPUはIntelかAMDのデュアルコア以上
・メモリは4GB以上8GB推奨
Win7とかでも動くだろうが、保障はされない。32bitPCだと多分動かない。
機能
基本的な操作方法や機能の数は多分全く一緒。ピッチやなんやが勝手に書かれるのが違い。
音声
過去一番長いデモ音声かも。
勝手にしゃくりやビブラートを入れている。
でも、たまにピッチが完全に平らに聞こえるところがある。これが今後変わるのか変わらないのか。
来年初頭を待ちましょう。