CeVIO AI可不=9800円~ 公式サイトにツッコミどころあり

CeVIO

歌うVTuber「花譜」をモデルにしたCeVIO AI音源「可不」のお値段が発表されました。

音源単体(DL)が9800円で、エディタ付き(DL)が1万9800円。

パケ版はエディタ付き、コンピCD付きで1万9800円。

可不公式サイト

可不公式サイト、花譜界隈てきには特に問題ないかと思われるが、CeVIO民的にはツッコミどころが多くて楽しい感じになっている。

音楽的同位体 可不(KAFU)
2021年デビュー予定!音声創作ソフトウェア「CeVIO AI」とのコラボレーションによって実現したプロジェクト音楽的同位体「可不(KAFU)」。
「最新のHMM歌声合成方式により、人間の発生をシミュレート」

厳密にどんな技術を使っているかははっきりしてないが、CeVIO AIはDNNとかをベースにしたソフトのはず。HMMとDNNの違いとかはおいといて大丈夫。

HMMって、今までのCeVIOで2013年から使われてきた技術よね。

なのでTwitterでは「可不だけ実はCeVIO AIじゃない説」が囁かれている。

多分DNNです。

ちなみに、この文章はCeVIO(無印)の製品説明文をそのまま引いてきたものですね。

GUIの画像がCeVIO AIじゃない

操作説明のところにあるGUI、これCeVIO AIじゃなくてCeVIO(無印)なのだ。「可不だけ実はCeVIO AIじゃない説」が強固になってしまう(おそらく開発中の画面)。

CeVIO AIはHMMじゃない……よね?

可不公式Webサイトの「最新のHMM歌声合成方式により」という文言が、歌声合成界隈(≒歌声合成ソフト界隈)で徐々に広がってますね。

CeVIO AIがどんな技術をベースにした歌声合成ソフトなのか、私も厳密なことは知らないが、取りあえず公式の記述を見てみよう。

CeVIO AI 結月ゆかり 麗の説明

テクノスピーチさんサイトにある麗さんの説明文には、「深層学習等のAI技術を使い」と書いてある。

⼥性の歌声をリアルに再現する歌声合成ソフトウェア「CeVIO AI 結月ゆかり 麗」が1 月15 日に予約販売開始
株式会社テクノスピーチ(所在地︓名古屋市千種区、代表取締役︓⼤浦 圭⼀郎、以下テクノスピーチ)とVOCALOMAKETS(運営会社︓株式会社バンピーファクトリー)は、最新のAI技術により⼈間の声質・癖・歌い⽅をこれまでになく⾼精度に再現することの可能な歌声合成技術を搭載した新しい歌声合成ソフトウェア「CeVIO AI ...

「深層学習等」って書くということは、深層学習が中心になっているんだろう。

HMMを深層学習って言う人は絶対にいないので、HMMはCeVIO AIの中心ではないはず。

CNNが云々という論文

CeVIO AIのエンジンを作っているテクノスピーチさんは最近、CNNを使ってどうのこうのという論文を出している。「CeVIO AIに使った」みたいな言及が直接あるわけじゃないけども(使ってるだろうけども)。

「最新のHMM」

基本的にはこの6文字の時点で誤植のたぐいだなって気付きたい。HMMは最新じゃないのでダウト。それだけ。

2009年にSinsy、2013年にCeVIO(無印)がHMM歌声合成ソフトとして出ている中で、2021年にHMMを「最新」というのは無理がある。

CeVIO AIは「深層学習ベース」(原文リスペクトな記述)
信用度で言えばテクノスピーチさんの出してるテキストが最高なはずなので、これでいいと思う。
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