CeVIO CS7のβテスト開始 早速ソング機能触り倒した

CeVIO

12月5日に、CeVIO公式Twitterが新バージョン「CS7」の情報を一部公開したんです。そこから20日たたないうちにオープンベータテストがやってきたので、ソング機能だけとりあえず触り尽くしました。ところでこのインストーラー無料でインストールできるぞ? 大丈夫か?

CeVIO Creative Studio ユーザーズガイド ┃ オーディオトラックの操作

CeVIO CS7

前情報によると、CS7は

・64bitアプリ
・トークのアクセント句が分割/結合できる
・ルビ指定ができる
・ソングの声質が時間軸で詳細に調声できる
・英語歌詞の音節を自動分割してくれる

などなどいいこと満載っぽかった。

なお、今回のアップデートはCS6を上書きするのではなく、別ソフトとしてインストールするモノなので、作業中のCCSがあるからアプデするの怖い……という方でも(たぶん)大丈夫です。保証はありません。

では早速触ってみましょう。

64bit化

多分64bit化してます。CeVIOってPITやVOLを表示したままTMGをいじるとPITやVOLの反映に若干ラグが出るじゃないですか。体感ですが、あれがかなり速くなりました。MyPCはメモリ12GB積んでるので、もしかしたらトラック増やしまくったときに差が出てくるのかも。

音源もアプデあり

音源もCS7用のモノが用意されています。ヘルプからライセンス認証をすると、アップデータのダウンロードが始まる感じでした。ハルオロイドは手動DL。

いじりやすいジェンダーパラメーターが来た

これまで「PIT/VOL/TMG/VIA/VIF」だった調声パラメーターたちにお仲間「ALP」が登場。これ何者かというと、CeVIOでいうところの「声質」、VOCALOIDその他でいうところの「ジェンダー」パラメーターなのだ!

今までのCeVIOは声質が固定だったので、「ここだけちょっと上げたい/下げたい」ということができなかった。それがとうとうできるようになったのだ! これは表現力爆上げですわ……。

しかも、声質のバー自体は残っていて、ALPと一緒に使える。声質バーでは曲全体のALPを一括で上げ下げできる。声質バーで全体のジェンダー感を決めた後にALPで調声し、調声後に全体を聞いてまた微妙に上げ下げできるというわけですね。実際に触ると(見た目が)楽しい。

英語歌詞の自動分割

かなり便利です。かなり便利です。「We wish your Merry Cristmas」と打ち込むと、[We][wish][your][merr][-y][crist][-mas]にしてくれる。良い。

地味ポイント:「ふゃ、ふゅ、ふょ」って言える

FY行が歌えるようになりました。「フューチャー」って言わせ放題。

トーク:アクセント句分割/結合の仕様が最高

VOICEROIDはアクセント句の分割/結合ができることで調声の幅が大きく広がっているソフトかと思うのですが、CeVIOにも分割/結合機能来ました。しかも超絶使いやすい

音素と音素の間にカーソルを持っていくと、カーソルが✂や「結び目」に変わり、ショートカット操作もなしに切ったりつなげたりできるんです。

作業スピードがヒクくらい速くできる。

トーク:ルビがふれる

VOICEROIDにはあったけどCeVIOにはなかったルビ機能。「今日は|クリスマス《へいじつ》」と打ち込めば、「きょーはへーじつ」って読んでくれる。この《ルビ》記号は青空文庫と同じ記法らしいので、青空文庫の本文をコピペして読んでもらうのに便利だったりするらしい。

なお、ルビを適用する範囲を区切る記号「|(バーティカルバー)」はSHIFTで打ち込めます。

最高なのでみんなCeVIO買おう。
※CeVIO公式と金品のやり取りは一切ないのでステマじゃないです。

 

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