ボイロゲーム実況とか見たことありますか? 立ち絵が画面の端のほうで音声に合わせて口パクしたり表情コロコロ変えててかわいいやつです。あれ、絶対UTAU民も好きだと思うんですよね。自音源の表情差分(しかも動画でいくらか動かせるやつ)欲しいでしょ?
デルタさんがやってくれました。
【UTAUプラグイン配布】
UTAUからpsdtoolkit用の口パク用ラベルファイルを出力するプラグイン作りました.口パク用なので母音ラベルのみです.https://t.co/cw01aiuccP
※ psdtoolkitはいい感じにレイヤー分けしたpsdファイルがあればaviutlで簡単に口パクできるツールです— デルタ@きみがため (@delta_kuro) March 16, 2020
UTAU口パク立ち絵
AviUtlと上のプラグインと口パク立ち絵を使うと、こんな動画が半自動で作れるようになります。
よかろう? UTAUカバーやHANASU実況でこれできたら絶対萌え死ぬ人いるもんね。
用意するモノ
UTAU口パク動画の制作に必要なものは以下の通り
前準備編
まずは環境構築。
動画を作るAviUtlと、AviUtlにPSDファイルを読み込ませるためのプラグイン「PSDToolKit」を導入しておきましょう。詳細は本家で確認してください。
口パク立ち絵は自分で作るか絵師さんに大枚はたいて作ってもらってください。ただのPNG画像を動かしてくれるものではないです。この立ち絵を参考にすると、HANASUもUTAUも対応できるものが作れるはず。
UtauMakeLabプラグインは、USTからLABファイル(口パクのタイミングを指定するためのファイル)を作ってくれるプラグイン。これが今までなかった。
これらがツールの類です。事前に作るなりインストールするなりしておきましょう。
本準備
実際に動画を作るときに必要なのは以下の通り。
少ない。
口パク動画の作り方
制作の流れは以下の通り。
簡単に見えて、最初は超難しかったりします。
USTからLABを作るのはプラグインで一発です。難しくない。
あらかじめ用意してあった音声と立ち絵をLABと一緒にAviUtlに投げます。上から、音声→LAB→立ち絵の順が個人的には見やすい。
PSDToolKitの説明を読みながら各種設定をしてください。
口パク用に「あ、い、う、え、お、ん」の立ち絵(レイヤー)を指定し、瞬き用に「開き、閉じ、中間」の立ち絵(レイヤー)を指定します。
PSDオブジェクトに、「アニメーション効果」を2つ追加して(合計3個になれば正解)してなんやかんやします(PSDToolKitサイトをCheck)。
読み込むLABファイルが置いてあるレイヤーを指定すれば完了。動くはずです。