二次創作って、そもそもある程度センシティブな分野じゃないですか。中でもR指定付きコンテンツの扱いは特にセンシティブですよね。
公式としておおっぴらには、やってはいけないともやっていいとも言いにくい。ファンとしても、それを見たいとき/人と、見たくないとき/人がありますよね。
そこら辺の上手な検索避け方法を編み出しているのが東北ずん子公式です。頭いいので見て欲しいし、共感できたらまねしてほしい。
R指定二次創作検索避け
あんまり突っ込んだことを書くと野暮なのでアレだが、こういうのは基本的に公式やファンとの距離感が重要なネタ。二次創作の基本マナーとしては「二次創作してもいいかどうかを公式に聞くな」というのもある。大人の事情というやつだ。
発信する側は見せたい人/見せたくない人を意識し、受信する側は見たいもの/見たくないものを意識するのが安全。発信者は「検索避け」や「コンテンツ保護」などのテクニックを使って見せたい人にだけコンテンツを届けるし、受信者は「ワードミュート」や「マイナス検索」で見たいコンテンツだけを見るのだ。それができるのが二次創作クラスタとしてのたしなみというやつでもある。
東北家の検索避け方法
東北ずん子公式の検索避け方法は、コンテンツ説明文に「コッショリ」を書き込むという方法。例えば、R18的な画像を書いた絵師さんが、Twitterで「コッショリ」って一言書いて画像を貼ってアップするとか。
東北ずん子公式は「コッショリ」をワードミュートしているので、公式に見つからないようにこっそり発信できる。ファンも、見たくない人は「コッショリ」をミュート/マイナス検索すれば地雷を踏まずに済む。逆にそういうのばっかり見たい人はそれで検索すればいい。
ポイントは「発信者がマーカーを付ける」「受信者がマーカーを目印にミュートする」この2点の合わせ技であること。どっちかしかやらないとあまり意味がない。
また、マーカーの濫用や不適切な利用は、検索避け性能の低下につながるので、全然コッショリじゃないコンテンツにコッショリを付けるのはあまり推奨しない。絶対ダメとは言わないが(逆にコッショリ画像にコッショリを付けないのも発信者の権利)。
なお、コッショリの基準は各自の判断かなと思う。公式が定義を提示することはあまりないだろう。