2018年の歌声合成ニュースを振り返ろう

活動

2019年の歌声合成ニュースを選考・発表する前に、2018年のニュースを少し振り返ってみよう。今思い返すとなかなか面白いニュースがてんこ盛りだったぞ。

VOCALOID

VOCALOID5発売

VOCALOIDの新バージョンとしてV5が発売された。エディターの価格が高くなり、UIも大きく変わったため賛否両論。発表から1年たった現在、AHSからは「桜乃そら」、ガイノイドからは「鳴花ヒメ・鳴花ミコト」がリリースされたにとどまっている状況。

VOCALOID4音源

2018年に発売されたV4音源は、「洛天依V4」「徵羽摩柯V4」「墨清弦V4」「紲星あかりV4」「ミライ小町」と、中国語が多かった印象。

UTAU

5年ぶりに「波音リツ」の新音源が登場

「波音リツ」の「何かがキレ」音源が配布開始された。

CeVIO

CeVIO CS6公開

トーク機能においてUIに変化があった。その他、オーディオデバイスの選択やUIの言語変更などもできるようになった。

IA English C発売

CeVIO初の英語音源としてIA English Cが発売された。

歌うボイスロイド

KotonoSyncがVPRに対応

V5の発売に伴って、KotonoSyncはいち早くVPRの読み込みに対応した。

KotonoFader配布

2つの音声を自由にモーフィングできるソフトとして「KotonoFader」が登場した。頭の使い方次第で様々な活用ができ、その他歌声合成界隈でも注目されている。

Sharpkey

SK Galaxy音源「莲华」「勇气」配布

Sharpkeyが音源募集を書けた結果として、中国語音源が2本リリースされた。その後も中国語音源が1本追加されている。

初の日本語音源配布「稲荷(Inari)」配布

Sharpkey初のネイティブ日本語ライブラリを私が作った。その後Sharpkey自体が店じまいとなり、稲荷はSharpkey“唯一の”ネイティブ日本語ライブラリとなった。

World on Color/Sharpkey版イナリ配布カバー
World on Color/Sharpkey版イナリ配布カバー 本日、Sharpkeyという歌声合成ソフト初の日本語音源『稲荷(Inari)』が正式配布になりました。どう...

Editorが繁体中国・英語・日本語に対応

Sharpkeyのエディターが日中英に対応した。

SynthV

TP版配布

SynthVのテクニカルサポート版が無料配布された。

正式版公開 / ライセンス販売開始

SynthVの正式版が公開された。無料でも全機能使えるが、8000円払うと起動時の待ち時間がなくせる。

日英3音源公開

英語女声「Eleanor Forte」、日本語女声「闇音レンリ」、日本語男声「ゲンブ」が無償公開された。

中国語女声「AiKO」発売

1万円を切るくらいの値段で中国語女声音源「AiKO」が販売開始された。その後も有料の中国語音源が複数リリースされている。

その他歌声合成

UTSU配布

UTAU音源をそのまま読み込んで使えるソフトとして登場したマルチプラットフォーム対応歌声合成。現状、大きく普及した様子はない。

EmVoice配布

無料で使えるMac用のプラグインタイプ歌声合成として登場した。操作が独特すぎるが、音のクオリティーは圧倒的。Windows版もリリースされた。最近有料化し、さまざまな点で炎上している。

名工大&テクノスピーチが新技術を公開

SinsyやCeVIOの技術担当でもある名工大&テクノスピーチから、無調声で人間のように歌うAIシンガーのデモ音声が公開された。春にはこのシステムを使ったCDも発売。その後、高速化に成功し、一般的なノートPCでもその場で歌声が合成できるようになっている模様。

マイクロソフト「りんな」が進化

日本マイクロソフトのAIシンガー「りんな」が目覚ましい進化を遂げ、話題になった。エイベックスからメジャーデビューも果たし、複数のカバー曲を公開している。

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