皆さんには推しがいますよね。となれば、推しの良い絵が欲しいのは当然のこと。しかし、こじらせばこじらすほど、沼にはまればハマるほど供給は減っていく一方……。また、動画用のイラストが欲しいと思うこともあるでしょう。
今回、私はUTAU音源「朱音イナリ」の動画を作るため、SKIMAで絵師さんにイラストを描き下ろしてもらいました。
今回は動画用イラストの依頼の流れを追ってみましょう。
SKIMA
SKIMAは「コミッションサイト」の一種。絵や曲が作れる人が、「オリジナルイラスト描きます!」「あなたのためだけの曲書きます」といった商品を出している場所。ここで絵師さんや作曲家さんに絵や曲を作ってもらえるのだ。
昨日の記事では、「ココナラ」を紹介しました。どちらでも絵や曲が頼めるわけですが、SKIMAはイラスト、ココナラは音楽に若干寄っている感じがします。あくまでイメージ。
依頼の手順① 探す
まずは絵師さんを探します。探し方は2種類。SKIMAで探す方法とTwitterやPixivで探す方法です。
SKIMAでは、「イラスト」「動画絵」「立ち絵」などで検索を掛ければOK。そのうえで、予算を指定してフィルターを掛けます。
私はこれくらいの条件がいいかなと思います。受付中じゃないと依頼できない。「専用出品」は「くろ州さま専用」みたいな感じで、すでに取引相手が決まっているものなので、検索しても意味がない。
これでヒットした商品を全チェックして気に入った人に声をかけていきます。
商品ページを開いたときに、「この出品者は最後にログインしてから時間が経っています」と表示される場合は、あんまりお勧めしません。リクエストしても反応してもらえない可能性が高い。「絶対にこの人じゃないと」って場合に藁にすがるならあり。
TwitterやPixivでは、探すというより「お気に入りの絵師さんがSKIMAとかで依頼を受けてないかチェックする」という感じ。たいてい絵師さんのプロフィールにリンクが集まっているので、そこにSKIMAがあったら「うれしい……」って思うだけ。
依頼の手順② 見積もり
いい絵師さんが見つかったら見積もりをしてもらいます。購入ボタンの上に「依頼をする前にメッセージで相談」というボタンがあるので、そこから見積もりを依頼します。
ここで、「こういう絵を描いてほしい。こう使う。予算はこのくらい。受けてもらえますか?」と聞く。
伝えるべき内容はこのくらい。
だーいぶ詳細に指定するパターンだと思います。絵師さんの絵柄がほぼ固定されている場合や、背景のが最初から料金に組み込まれている場合には、塗りとか背景の情報はわざわざ書かなくていいかも。
ここら辺の指定がほぼなくて、絵師さんの好きに書いてほしいという場合はSKIMAよりもSkebとかで頼むのがいいんじゃないかと思います。
私はたいていリテイクが必要な用途(=個人観賞用ではない用途)で絵を発注するので、Skebだといろいろ難しい。絶対リテイクするとは限らないけど、できないと困る。
絵師さんからOKがもらえたら、次は支払です。
依頼の手順③ 支払
専用ページを作ってもらったりなんだりしながら、流されるままに支払いをしましょう。
依頼の手順④ 制作
絵師さんと文字で打ち合わせしつつ制作を進めます。たいていはこんな感じで進むはず。
ラフに対する修正は細かく具体的に伝えると、リテイク回数が減らせます。
リテイクの回数はそもそも商品の説明欄に何回までOKなのか描いてあるので、その回数内で収まるようにしましょう。
本制作の後の確認は、マジで「見て、いいね!って言うだけ」の状態になるようにしましょう。そこでリテイク出したらそれはもう別料金です。
依頼の手順⑤ 納品
納得のいくクオリティーの納品物が返ってきたら納品申請してしまいましょう。絵師さんとのやり取りの評価や、絵師さんから自分に対する評価など、やることがいくつかあるので、絵師さんとチャットしながら進めましょう。
これで取引終了。