AIきりたんの調声が格段に便利になったsigさんEditorですが、今回リアルタイム合成に対応しました。ピッチを描き替えるたびに合成しなおさなくてもよくなったんだ!
作業動画を見て。
sigさんEditor
・XMLをD&Dで読み込めるの良くない?
・ピッチ描き替えるとすぐ歌ってくれるhttps://t.co/NHD2s05b83 pic.twitter.com/Sx5xnJ5aWa— くろ州=N種の歌声合成で○○ (@kM4osM_96s) May 3, 2020
とても速い。
sigさんEditor
sigさんEditorは、見た目がよくて便利なNEUTRINO用エディター。詳しいことはこちらの記事で確認。

ダウンロードはこちらから。
今回の更新で、
あたりができるようになりました。
ピッチのリアルタイム編集
今までは、ピッチカーブを書き換えたら、そのたびにWORLDを実行しなおさないといけなくって調声をあれこれ吟味するのが面倒だったんですが、今回の更新で「ピッチを描いて再生したらもうその通りに鳴る」ようになったので、いろいろ調声を考えるのが楽になりました。
ビブラート
ビブラートの振幅と周波数を詳細にいじれるようになりました。今まで通りビブラートを適用すると、詳細設定が表示されます。
上の段が振幅で、下の段が周波数。Enterを押すと確定します。
ファイルをD&Dでインポート
これもスピーディーで良い。今までは「basenameから読み込み」機能を使って、プロジェクトの名前を書き込んでボタンをいくつか押してプロジェクトを読み込んでいたんですが、XMLなどを投げればそれだけで読み込みが完了するようになりました。
XMLを投げてもいいし、F0、MGC、BAP、LABなど、どのファイルでも同じく開ける。楽。
ショートカットキー
また速くなった。ピッチ編集ツールなどにショートカットキーが割り当てられました。ピッチ編集なら、
が割り当てられている。数字キーを押すだけでツールが切り替えられて速い。
「sigさんEditorのショートカットキー対応は神」という作業動画。 pic.twitter.com/72QiTRKS4e
— くろ州=N種の歌声合成で○○ (@kM4osM_96s) May 3, 2020
実際に使うとこうなる。私の反応速度のほうが遅い。
音量がいじれる
音量いじれます。CeVIOほど細かくないが、VOCALOIDやUTAUと同じくらいにはいじれる。
色が変えられる
「ファイル→環境設定」から、GUIの色が変えられます。好きな色にすると気分がいい。でも、デフォルトのカラーリングがセンスいいので変えなくてもいい説はある。