見つけました。ボーカルとドラムとそれ以外をそれぞれ分離できるソフト「Virtual DJ」。
CeVIO AIぶりにびっくりした。
リアルタイムに曲中のボーカルを抜いたりドラムオフにできる。 pic.twitter.com/ctGJkWX5ai
— くろ州(読み:くろす)=洲じゃないよ (@kM4osM_96s) August 8, 2020
Virtual DJ
音声分離ソフトじゃないです。PCでDJプレイするためのソフトです。無料。
DJ卓って、普通イコライザがついていて、曲を再生しながらHi/Mid/Lowのゲインをいろいろいじれるんですよね。
Virtual DJにもイコライザがついてるんですが、モードを切り替えるとHi/Mid/Lowが、VOCAL/INSTRU/BEATに切り替わります。
VOCALのゲインを下げるとボーカルが消えてオケだけに、逆に上げるとボーカルだけになります。同様にドラムだけ抜き出したり消したりできます。
使いどころ
普通に考えてDJプレイをやったりリミックスを作る機能なんですが、歌声合成ソフトユーザー的な視点での使いどころはボーカル分析と耳コピですかね。
ボーカルだけ抜き取ってピッチの動きを分析してみたり、オケだけ抜き出して耳コピしたり、ドラムだけ抜き取って他のパートをピッチ変更して元に戻すとかいうことができます。
アニメの音声でも声だけ抜いたりサントラだけ抜いたりできるが、音質がめちゃくちゃいいわけではないので人力素材にはしにくいと思う。
使い方
公式サイトからダウンロードしてテキトーにインストールしましょう。
初回起動時にSNS連携を求められます。FacebookやGoogleなど、どれか一つ選んで連携させます。
イコライザーのタイプも最初に選びます。基本「EZRemix」を選べばいいと思います。
「Stems」にするとHiHat/Kick/VOCAL/Bass/Instruの5要素が分離できるようになります。ベースだけ抜き出してピッチを12キー上げたりもできる。
レコードの画面や上部の窓に曲をD&Dして再生しつつ、いろんなノブをぐりぐりすればOK。